漢方的な考え方

心血虚

『心』という文字が入った言葉にはいろいろあります。 十分なおもてなしをして貰ったとき、そんな事してもらったら『心苦しい』こんな言い方をします。 例えば送別会などで、小さなサプライズがあって場が盛り上がった時など、『心憎い演出』という言い方をします。 秋の季節、枯れ葉が散る時など、『心寂しい』といった言い方をします。 また、嬉しくてルンルン気分の時など『心がときめく』などといいます。

こんな場合の心(こころ)はどこにあるのでしょうか。心臓にあるのでしょうか、或いは頭の中にあるのでしょうか。

私達は結婚式など、人前で挨拶をしなければならない時があります。そういった時、頭の中で、『うまく言えるだろうか・・・』 『詰まったらどうしよう・・・』そんな事を考えて、緊張すると心臓がドンドンする事があります。

このように考えると、大脳と心臓とは大いに関係があるように思われます。 私達は時に言いようのない不安に襲われる事があります。人が聞いたら笑われるような事が急に不安になることがあります。

例えば野球の試合で接戦の時など、『もし、エラーをして自分の所為で負けたらどうしよう・・・』『なるべく自分の所に球が飛んで来ませんように・・・』こんな事を考えたりします。大事な取引先に電話しなければならない時、『もし、いろいろ質問されたらどう答えよう・・・』こんな事を考えて電話がしにくくなる事もあります。

こんな状態を、漢方では心血虚といいます。もし、このように言いようのない不安感に襲われたら、【加味帰脾湯】がお薦めです。

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ふやき本店

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