漢方的な考え方

活性酸素

私たちはいつまでも 『若々しく』 と願っています。しかし、残念ながら体は少しずつ 『老化』 が始まっています。鏡を見たときや写真に写っている自分の姿を見て“老化”を実感する事があります。では、もっと具体的に“老化”の実態とはどんな事なのでしょうか?

<肌年齢>
まず第一にお肌の衰えです。特に女性の場合、『25歳でお肌の曲がり角だから・・・』 『私、もうオバサンだから・・・』 と冗談めかして言われる事があります。年齢とともにお肌の弾力性が失われ、シミ、シワが増えてきます

<精神・神経年齢>
また、中・高年の方が 『歳は取りたくないもんだ』 とおっしゃるのは、恐らく“忘れ物をした”とか“間違いをした”時だと思います。年齢とともに注意力・記憶力が衰えてきます

<血管年齢>
お年寄りは手足の血管がぼこっと浮き出ています。年齢とともに血管も厚くかつ固くなり、血液の通り道が狭くなります。これを動脈硬化と言います。動脈硬化が進むと脳梗塞や狭心症、心筋梗塞といった病気を引き起こす恐れがあります。

<ホルモン年齢>
肩幅がしっかりしている方は、スーツを着てもセーターを着てもそれなりに良く似合うものです。しかし“老化”が進み肩の筋肉がげっそりと落ちると着こなしが難しくなります。また、セックスのときめきもなくなります。

<骨年齢>
骨粗しょう症と言って骨に鬆(ス)が入る病気があります。そうすると骨が弱って、体を支える力が弱くなり腰が慢性的に痛みます

それではこの “老化”を引き起こす原因は何なのでしょうか? その原因は“活性酸素”というものです。これが体にいろいろ悪影響を及ぼしています。

『活性酸素』 は呼吸で酸素を体内に取り入れた時にも少しはできるのですが、タバコ、アルコール、ストレス、脂肪分の多い食生活、激しい運動、排気ガス、紫外線といった生活習慣によっても大量に発生します。

  • タバコの煙には大量の活性酸素が含まれています肺だけでなく血液中に溶け込んで体のいろんな部位の老化を早めます
  • アルコールも飲みすぎると肝臓に負担を与えて活性酸素を発生します
  • 紫外線も活性酸素を発生して皮膚の老化を早めます

私達はこのように様々な原因によって生じる“活性酸素”に身体を攻撃され続けています。

そこで活性酸素の害を防ぎ、若さと健康を保つには、活性酸素を除去する“抗酸化物質”を摂取しなければなりません。代表的な“抗酸化物質”として、ビタミンC、ビタミンE、カロテン、ポリフェノール、DHA、EPA、フラボノイドなどが知られています。

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