漢方的な考え方

脳の老化

最近、二階に上がって「あれ、私は何を取りに二階へあがってきたのかな?」と一瞬考える事があります。

家内との会話でも「あれ、取って」「それやな」と “あれ”“それ”という言葉が増えてきました。実際はテレビのリモコンを取って欲しいのですが、その名前が残念な事に出てこないのです。人の名前が出てこないのは前からだったのですが、最近はタレントさんの名前、政治家の名前も出てくるのに時間が掛かるようになってしまいました。明らかに頭の老化です

先日、任天堂DSのソフトの開発にも携わっておられる川島教授の講演を聞く機会がありました。

脳の機能は加齢と共に低下する。体力や筋力も加齢と共に低下する。しかし、毎日、トレーニングを積んで体を鍛えれば体力の低下は防げる。同様に脳も毎日使って鍛えれば低下を防げる。

そんな内容でした。最近、物忘れが気になる私には大変心強い内容だったのです。しかし、講演の途中で出された練習問題では、自分の脳年齢の低下を知り愕然としたのです。

色を言ってくださいという問題が出されました。赤色で「あか」と書いてある。緑色で「みどり」と書いてある。青色で「あお」と書いてある。「これは何色ですか」と聞かれても、これならすぐに答えられるのですが、赤色で「あお」、緑色で「あお」と書いてあったり、青色で「あか」と書いてあったりする。こうなってくるとこんがらがって間違いが多くなります。私などこれから相当、脳のトレーニングを積まなければならないようです。

川島教授によると脳の活性化には簡単な計算を速くやる事と音読が効果的だということです。よく市場なんかで、暗算でパパパァーッとお釣りの計算ができる人がいますが、これには感心させられます。私など電卓片手です。音読も良いということですので、祝詞をあげたり、お念仏をあげるのも良いのかもしれません。万葉集や漢詩なども声に出して読むのが良いようです。

こうしたトレーニングをすると前頭前野という所が活発に働き、今まで蓄えた知識がうまく活用できるようになるそうです。

そこで、子供のDSを借り、遅まきながらトレーニングを始めました。それと並行してタイミングよく【アルツハイチャージ】というサプリメントも発売されたのでこれも補給しています。

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