漢方的な考え方

湿

東京や大阪に旅行して時々不思議に思う事があります。それは地名は△△橋、□□川、○○池と「橋」「川」「池」という字が付いているのに、そこには橋も川も池も見当たらない事です。こんな地名がつくという事は、昔はそこに橋や川や池があったものと思われますが、その当時、存在した「水」は今どこに消えたのでしょう。不思議でなりません。

上の「水」はどこかに消えましたが、地下水脈というのは残っているのでしょう。地下街や地下鉄の駅の階段では、水がチョロチョロと浸み出している所をときどき見うけます。どこかに無理があるのではないでしょうか。水を治めるのを「治水」と申しますがなかなか難しいものです。

私たちの体も、元々胃は水湿のたまる所です。台所の流しが常に濡れているように胃も常に水気を含んでいます。ご家庭の冷蔵庫、最近は大型化しました。どこのご家庭でもお茶、牛乳、ジュース、ビール、缶チュウハイ、ヨーグルトと数々の飲料が入っています。

これがやがてどこへ消えるかというと、すべて私たちの胃袋の中へ入ります。 本当に欲しいから飲むという感じでなく、そこにあるから飲んでしまう、そんな感じになります。

こうして必要以上の水分が胃に入ってしまうのです。胃袋も能力以上の水はさばけません。しかも体を冷やしてしまいます。こうしたあふれ出た水は、花粉症や痰などををつくりやすい体の状態を引き起こします。

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ふやき本店

お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
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でんわ:0771-22-0040
定休日:日曜・祝日
営業時間:10:00~18:00

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