大棗(たいそう)はナツメの果実を乾燥したものです。
私たちの回りにもいろんなタイプの人がいます。たいへん才能豊であるけれどズバズバとものをいうので敵が多い人。もう一方、誰とでも馴染み、性格温厚で、「あの人が他人の悪口を言っているのを聞いたことがない」 「あの人がいるだけで何となく組織がまとまる」 といわれる人。大棗はこのたとえで言うと後者のほうに当たります。
漢方薬はだいたい5~15種類ほどの薬草がうまく組み合わさっています。その中に大棗が入っていると処方が緩和になります。
その他、大棗には滋養強壮作用、鎮静作用、消化吸収力を高める作用、お腹の痛みを取る作用、咳を鎮める作用等があります。
有名な葛根湯、小柴胡湯、六君子湯をはじめとして、たいへん多くの漢方薬の中に入っています。
最近の健康志向のなか、薬膳料理が注目されていますが、大棗も中華料理、和食とジャンルを問わず利用されています。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。