テレビの有名なニュースキャスター、まるで速射砲のように次々と言葉が出てきます。それが商売といってしまえばそれまでですが、場面に応じて的確な言葉が出てくるのには感心させられます。
ところが私たち、中・高年になると、ほんの一瞬、言葉が遅れることがあります。
Aさんは数年前、脳溢血をされました。幸いに軽く、すぐに回復されて元の生活に復帰されました。業界では今も中心的な立場で活躍されています。
Aさん曰く
小さな宴席に出ることがある。乾杯の発声。最年長は○○さんだから大丈夫だろうと思って気楽に出席したら、あいにく○○さんが欠席で自分にお鉢が回ってきた。心の準備をしていなかったので慌てた。また、中締めの挨拶。これも困ったものだ。十分お酒を頂いて酔っている時に急に指名を頂くとたまったものでない---
以前なら型どおりの挨拶も出来たし、時にはアドリブもきいた。近頃は、言葉が出てこない。頭の中が真っ白になってしまう。頭の動脈硬化、頭の老化が進んでいるのと違うやろか---
と嘆いておられます。
普段の私たちとの会話、まったく普通に見えますが、これは 『一生懸命に喋っているからだ』 とおっしゃっています。
そこで、これ以上悪くならないようになにか良い漢方薬はないかとご相談を受けましたので、『仁壽』 をオススメし、現在も継続して服用していただいています。
お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
駐車場を備えていますので、ゆっくりご相談ができます。