漢方的な考え方

生脈散

私もプロ野球ファンの一人ですが、契約更改の際の選手の年棒が気になります。一般的な感想ですが、野手の年棒が高く、投手の年棒が低いように思えます。実際どちらが大変なのでしょうか?

先発投手の登板は5~7日に一回です。しかし登板したときは100球以上全力で投げます。大変な疲労だと思います。当然肩に負担がかかります。一方野手は、守っていてもボールはたまにしか飛んでこないし、打席も四回立つだけです。投手は必ず、勝利投手と敗戦投手、と勝ち負けの責任が付いてきます。

一方、野手はヒットやホームランを打つと、ヒーローとなってお立ち台に上がりインタビューを受けますが、チャンスに三振しても敗戦野手とは言われません。どうも野手の方が得な気がしてなりません。

それはさておき、私達の日常生活においても、様々な疲労のシーンがあります。例えば、盆や正月の帰省、残業、出張、町内の大掃除、ゴルフ、農作業、引越し、会社の運動会・・・等々。

こうした、体力をすごく消耗する時には、【生脈散】という漢方処方が効果的です。パワーを補う【人参】、体を潤す【麦門冬】、弱った体を引き締める【五味子】の三味の処方です。

脈を生じるという、いかにも体力の消耗をすばやく回復してくれそうな名前です。最近ではこれの入ったドリンクも発売されています。疲れがたまったとき即効性があります。ぜひ、過労に陥りそうなときお試し下さい。

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ふやき本店

お店は古い佇まいが残る安町商店街にあります。京都銀行から50mほどです。
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京都府亀岡市安町23
でんわ:0771-22-0040
定休日:日曜・祝日
営業時間:10:00~18:00

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